すすめる会通信 No.210

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ジェンダー平等のかわさきへ ~性の多様性を認める社会へ~  ①選択的夫婦別姓の実現を ②同性婚 ③性の多様性とは 6月27日に行われたすくらむ21まつりに今年も参加しました。すすめる会は1階入口フロアに模造紙3枚に展示。 コロナ禍で、4つの講座とマルシェ、3グループの展示という規模でしたが、新しい指定管理者の方々の手厚いサポートで盛況でした。前年度2月のまつりから4ヶ月ということもあり、3グループとも「魅せる展示」発信力アップ。 見応えありました。

すすめる会通信 No.209

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バトンを受け継いで 2021年4月1日に館長として着任いたしました納米と申します。 すくらむ21との協働事業として、みなさまがまとめられた「川崎の女性のあゆみⅡ」や「川崎の男女共同社会をすすめる会通信」を拝読し、川崎の地で長年にわたってジェンダー平等を目指してこられた「すすめる会」の皆さまの先駆的な活動に感銘を受けました。 皆さまが「すすめる会」として活動を始められた1985年は国連婦人の10年最終年にあたり、第3回世界会議がナイロビで開催された年です。10年後の1995年に北京で開催された第4回世界女性会議・NGOフォーラムには、「すすめる会」代表の吉見周子さんが市民代表のメンバーとして参加されたとのことですが、実は私も前職の仕事の関係でNGOフォーラムへ参加した思い出がございます。

すすめる会通信 No.208

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コロナ感染がおさまらず東京・埼玉・千葉・神奈川県の緊急事態宣言が、3月21日まで2週間延長されることになりました。1月7日の発令から2度目の延長になりましたが、皆さ まお元気にお過ごしでしょうか。 コロナ禍の1年、様々なイベントが中止になり、10月のすすめる会の講座も危ぶまれました。しかしオンライン実施への動きは素早く、すすめる会の協働事業「非正規シングル女性の現状とこれから」もすくらむ21の2つの部屋をつないで、人数を半数づつ振り分け実施することができました。 4月25日に予定していた、2021年度の総会は、会員の方の負担を少なくするためにも昨年同様書面での議決にさせていただきます。会員が集まれないことはとても残念ですが、コロナ流行の状況が見通せないため、皆さんのご理解をよろしくお願いします。(Fujii)

すすめる会通信 NO.207

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2021年が始まりました。コロナ禍の1年を過ごし、年明けと共に2度目の緊急事態宣言が発出され、期限は2月7日まで。果たしてパンデミックは納まるのか…。 早く普通の生活に戻れるように祈るばかりです。いつもとは違う新年ですが、今年もすすめる会をよろしくお願いします。  今年は最高裁大法廷で夫婦別姓をめぐる裁判が審理される見込みです。1996年に法相諮問機関の法制審議会が、選択的夫婦別姓制度導入の法改正を答申してしてから25年。すすめる会も、大きな期待を持ちながら注目していきたいと思います。

すすめる会通信 NO.206

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コロナ禍で語る  非正規問題の今は… 最初にパネラーの菊池悦子さんが「どうして私は輝けないのか・個人の問題=社会の問題・コロナ禍と非正規シングル女性」を自身の非正規体験から話し始めると、会場は一気 にテーマに集中しました。 岩永先生は、菊池さんの話を受けるように、日本の「貧困」問題、「コロナショックの被害は女性に集中-雇用回復の男女格差-」と社会に潜む問題をえぐりだしました。 トーク&トークに移ると、次々に手が上がり、当事者の切実な発言が続くのは昨年ではない光景でした。自分のことを語ることに臆せず、具体的な状況が語られたのは、それだけコロナ禍で状況が逼迫しているのだと思えました。★大庭裕子(中原区)、大西いづみ(宮前区)、赤石ひろ子(多摩区)の3市議からも非正規問題を市政に届けるという発言が。

すすめる会通信 NO205

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非正規雇用悪化131万人減 総務省調査(前年同月比)正規は維持 格差鮮明  9月2日の東京新聞1面に載ったこの記事、総務省労働力調査。「正規労働者は減っておらず、非正規が雇用の調整弁としてしわ寄せを受ける傾向が鮮明になった。パートやアルバイトが大きく減ったほか、派遣社員が16万人減と過去最大の下げ幅に」 女性の非労働力化 非正規が多い女性への影響が目立つ。 就業者 男性29万人増 女性18万人減 失業者 男性 5万人減 女性 8万人増  女性が仕事を一旦諦める「非労働力化」の傾向がでた。

すすめる会通信 NO.204

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2020年度川崎市男女共同参画センター協働事業の準備がスタートしています。新型コロナウィルスの感染拡大で、会として毎年参加していた「母親大会」や「ごえん楽市」など多くのイベントが軒並み中止になり、「非正規シングル女性」講座をいかに広めていくかも課題です。 コロナ禍 女性がより深刻 総務省が発表した5月労働力調査では、雇用労働者5580万人のうち男性は3000万人(前月より+1万人)、女性 は正規雇用1204万人(前月並)、女性の非正規雇用は前月より3万人減って1376万人に(前年同月より47万人減少)。女性の休業者も非正規雇用が144万人で最も多く、正規雇用は73万人で合わせて休業者全体の65%が女性です。 女性の雇用労働者の約6割が非正規雇用で、男性の2倍以上です。「これは社会構造の問題だ」という指摘がされた昨年の講座。ではその構造の仕組みとは? Part.2で考えましょう。

すすめる会通信 NO.203

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39名の書面賛成で議案は承認されました 会員の皆さま、お元気にお過ごしでしょうか。コロナ禍でほとんどのイベントが中止になり、すすめる会の総会も開催を断念、書面による議案決議となりました。しかし39人の方から返信をいただき議案は成立。暖かいメーセージも寄せられ、普段お会いできない会員の方々に支えられていることを実感、幹事一同感謝の念でいっぱいです。 私たちの活動拠点である「すくらむ21」も6月1日から開館しましたが、他の市民館図書館同様コロナ感染拡大防止のため段階的・人数制限も含めた再開となっています。 すすめる会も、6/1に今度第1回の幹事会を開き、通信による発信を中心に再始動。コロナの状況で開催方法が変わるかもしれませんが、10/18の講座は定員を21名に減らして準備を始めました。

すすめる会通信 NO.200

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昨年10月、「女性解放をめざした先輩たちと出会う~フェミニズムを引き継ぐために」と題して、「婦人問題懇話会(会報)」ブックトークを開 催 し た 。 9 0 代 か ら 6 0 代 の 婦 人 問 題 懇 話 会(1962-2001)の元会員たちと、40代から20代の若い世代が、「会報」を材料として語りあった。 参加者は予想外に多く、300名近かった。樋口恵子さんや井上の1960年代、70年代の女性の状況や運動についての体験談に、若い世代が耳を傾け、共感してくれたことはうれしかったが、「思いは受け継がれているが、問題は解決していない」という、若い世代の発言が印象に残った。

すすめる会通信 NO.199

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非正規で働くシングル女性が増えている。横浜市男女共同参画センターらの調査によると、非正規職で働くシングル女性の約7割が年収250万円以下、特に45~54才の約3割が年収150万円以下であるという。若年シングル女性の場合、“正社員雇用の経験がなく低賃金で働かざるを得ない” “職場でのパワハラ等の経験からうつになり働けない”などの仕事上の問 題に加え、実家での家族とのトラブルなどの問題を抱えていることが明らかになった。 ⑴ シングル女性の貧困は今に始まったことではないが、長年不可視化されてきたのはなぜか?  ⑵ 一方、昨今の貧困に対する関心の高まりなどから、女性の貧困が少しは可視化されて来たようにも見えるが、それは問題解決に繋がっているのだろうか? について考えてみたい。
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