すすめる会通信 NO.169

映画「何を怖れる」を共に取り組んで

女性をつなぐ総合情報サイト「NPO 法人ウィメンズ アクション ネットワーク(WAN)」があることを知り、個人登録しました。WAN のサイトは、「豊かで多様な広がりをもった、等身大でいきのいいフェミニズム情報を日々発信していきます。」とあり、女性が関心のある情報を提供してくれます。
昨年12 月に配信されたWAN のメルマガで、松井久子監督の「何を恐れる~フェミニズムを生きた女たち」の無償上映権を各都道府県1 団体に与えるキャンペーンを行っていることを知り、問い合わせてみました。すると神奈川県内では手を挙げた団体が一つもなく、再募集をしているとのことだったので、さっそく応募してみました!
幸いWAN の担当の渋谷さんは、かながわ女性会議の活動を理解してくだり、神奈川県内での無償の上映権を得ることができました。すすめる会の皆さまと協力して、上映を成功させることができたこと、本当に感謝します。
映画上映とのコラボで、かながわ女性会議が発行したばかりの「ジェンダーブックレット」を普及することもでき、ジェンダー問題を啓発できるチャンスにもなりました。
ドキュメント映画に出演した女性たちは、真の男女平等の実現を望み、壁にぶつかり、悩み、模索し、自分の信じる道を歩んできたあの時代をリードしてきた人たちです。しかし、無名の同じように行動した女性たちが大勢いたからこそ、次に続く世代へと引き継がれてきたのではないでしょうか。
今、格差社会が広がり、人間の意識が差別を生みやすい状況へと追い込む動きが強まってきています。そのような時代に生きるからこそ、先輩女性たちの生きざまに触れ、時代を前に進める「恐れない」強い連帯が必要ではないかと思う日々です。