【報告】障害基礎年金学習会(川崎市立中央支援学校PTA研修会)
10月8日(火)10時から川崎市立中央支援学校PTA家庭教育学級の研修会で、「教えて!障害基礎年金」というテーマで、当会三役が講師として出席しました。
浅野PTA会長のあいさつに続き、美和会長のあいさつの後、吉野副会長より当会の紹介と書籍の紹介をしました。続けて全国手をつなぐ育成会連合会権利擁護センターの年金チーム作成のDVDを約1時間見ていただきました。内容は、障害基礎年金とはどんなものか?申請するにあたり必要な準備は何か?注意することは何か?という基本的なことです。Q&Aでは、世田谷区手をつなぐ親の会の渡部伸会長が社会保険労務士として専門家の立場で疑問に答えていました。
DVD視聴の後、4名の先輩保護者の受給までの体験談を聞き、質疑応答となりました。
家庭教育学級ということもあり60名の参加があり、多目的室は満員でした。参加者は、スクリーンを見ながら手元の資料にメモを取り、申請の体験談も加わり、どこか他人事だった障害基礎年金について、先の見通しが立っていたようです。医師診断書が受給審査において大変重要です。しかし、多くの人が心療的専門家の受診の経験がないため、まずは診断書を書いてもらえる主治医を作ること、そしてご家族が記入する病歴・就労状況等申請書と診断書の内容に食い違いが無いよう準備してほしいと思いました。
今回は、学校側に承諾をいただき、育成会のパンフレットや広報紙を配布して、当会のPRや、子育て真っ最中の皆さんに、参考となる書籍等のご案内をさせていただきました。DVDによる障害基礎年金の説明で、「申請前に慌てないで準備できそう」という声も聞こえました。そして、「育成会に入会したら~」と、当会に関心を持ってもらえた質問があったことが大変嬉しかったです。
今後もこのような研修会を通して、障害基礎年金の重要性を皆さんに伝えていこうと思いました。