【報告】研修会「障害者差別解消法と合理的配慮について」障害のある人もない人も、チャンス・待遇は平等!!

全国手をつなぐ育成会連合会常務理事兼事務局長  又村あおい氏  

 3月7日(火)てくのかわさき「てくのホール」にて、講師又村あおい氏による「障害者差別解消法と合理的配慮について」の研修会を行いました。今回も新型コロナウイルス感染対策の為、会員限定で開催しました。参加者は18名でした。
 令和3年に「障害者差別解消法」が改正になり、事業者による合理的配慮の提供の義務化が「努力義務」から「義務」となりました。また、障害を理由とする差別に関する相談に対応する人材の育成、確保する責務が明確化され、地方自治体においても情報(事例等)の収集、整理及び提供が努力義務となり、遅くとも令和6年上半期にはこれらが施行されます。
川崎市においても対応要領が作成されています。川崎市のホームページで「障害者差別解消法」で検索すると出てきますのでご覧ください。
 今回印象に残ったのが、「40年後は国民の半数が高齢者と障がい者になり、若い人(健常者)が合わせていかなくてはならなくなる」という言葉です。合理的配慮が当たり前の世の中になり、今よりもさらに障がい者が安心して暮らしていけるという期待を持ちました。

対面での研修会が始まりました

感染対策を講じて開催しました

美和会長の挨拶