ともしび会35周年にあたって

 ともしび会35周年にあたって 

初代会長 鈴木 重一

昭和42年4月上旬、私は力士になるべく九重部屋の門をたたいた。

北海道より無断で布団を送り、九重親方(元千代の山)に力士にして欲しいと志願したが、

鈴木は相撲にむかないから「クニ」に帰れの一点張り粘りに粘って二週間!結局は駄目。

二週間の居候だったが、部屋にすればエライ迷惑。余分な食客だったからだ。

あきらめて別の道を歩んでいますが・・

おもしろいもので、当時の九重部屋・女将さんとは現在もお付き合いを頂いている。

昭和42年4月東芝へ入社、同月下旬、新日本学園訪問。

それから仲間が増え、さまざまな行事を行った。特に思い出深いのは44年6月、

上野動物園へ初外出行事だった。

東芝女子社員が早起きし沢山のお弁当を作って下さったのは本当にありがたかった。

出発から事故にあわない様、神経を使い、学園に送り届けた時は、

力が抜けたが、満足感があった。その後、お花見、花火、梨狩り、

クリスマス等行事があって、慰問も当時は月二回でした。

当時の実政さん、カッコちゃん達、ご協力本当にありがとうございました。

厚く御礼申し上げます。その後、角藤さんご夫妻、熊チャン、石井さん、筒井さん、進藤さん、

東京支部の大澤さん達が中心となり、現在に至っております。

東芝体育館でのスポーツ、多摩川でのキックベースボール、バレー、そしてバーベキュー、

近郊の動物園、何と言ってもハイライトは12月、学園での「もちつき会」。

つきたてを子供達がおいしそうにパクつく光景は、私達、仲間共通の満足感を覚える。

子供達がともしび会行事を楽しみに待っていてくれる事が、とても嬉しい。

高橋・岩間保母さんは退職されましたが、樋口保母さんが現在もご活躍されている姿は本当に嬉しく、

私達の励みにもなっている。

そして、島田園長の元気バリバリは、その年歳を感じさせない。

私は55歳になり、20歳代の娘三人、孫二人と、それなりの人生を歩んでいます。

善福堂という広告会社もお陰様で27年目進行中です。

今年の4月で、ともしび会は35年になりました。

これから50年を目指して頑張ろうと幹事さんと話しております。

ボランティアにご協力頂いた、頂く方、本当にありがとうございました。
 

平成14年4月23日

 

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