ともしび会と私 [佐藤康二]

ともしび会と私

東京支部 佐藤康二

ともしび会に参加させてもらって、そろそろ四年が経とうとしている。

年に数回のともしび会だが、今あらためて振り返ってみて、月日のたつ早さを実感している。
 

次第に顔つきも変わってきている。子供の成長は早いものだ、

などと分かったようなこと思っている自分がいる。

この四年間で、自分はどの位変わったのだろう、どの位成長したのだろう、

そう考えると赤面せざるにはいられない。ただ四つ歳をとっただけで、

後は多少の図々しさが加わったくらい。うーん、これはいかんな。

子供たちと遊んでいると、自分が子供の頃に戻ったような気がする。

テレビゲームではない、『自然と外で遊ぶ』ということがともしび会にはあるからだ。

福岡の田舎町で育った私にも、テレビゲームは無縁の世界だった。

もちろんテレビゲームも流行ってはいたが、友達と外で野球をしたり、サッカーをしたり、

鬼ごっこをするほうが楽しかった。毎日泥だらけで家に帰っていたが、

そのことで怒られた記憶はない。

その頃の記憶が、ともしび会に参加するたびに思い出される。汗だくになりながらも、

翌日筋肉痛になりながらも……。

そういった意味で、ともしび会に参加することは自分にとっても楽しみで、

長いともしび会の歴史の中での本質というものは、

たかだか四年足らずの私にはわからないことだが、とにかく自分が楽しんで、

子供たちも楽しんでくれればOKだと、今は思うことにしている。待ってろよ、子供たち!

 

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