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【報告】やまゆりとの共催研修会「知的障害疑似体験の役割とこれから」

 12月10日(月)、てくのかわさきホールで、やまゆりとの共催研修会「知的障害疑似体験の役割とこれから」を行いました。

座間キャラバン隊疑似体験第1部は座間キャラバン隊による知的障害疑似体験の公演第2部 は堀江まゆみ氏(白梅学園大学こども学部発達臨床学科教授)の講演と、盛りだくさんの研修会でした。 

 第1部の座間キャラバン隊の知的障害疑似体験では、障害の特徴を分かりやすく説明してくださり、伝わりにくいときには「一つずつ、ゆっくり、はっきり、丁寧に、短く、優しく、目を見て」といった具体的な対応についても話してくださいました。軍手をはめての折り紙の作業でのもどかしい体験や、ペットボトルを使った物の見え方の体験、ピカチュウ王国に迷い込み言葉が通じない体験を通じて、障害のある人の困り感を直に感じることができました。

  第2部の堀江先生の講演では、知的障害疑似体験は「合理的配慮」のヒントを与えて、そのセンスを磨くチャンスになるといったお話をしていただきました。障害者差別解消法では、不当な差別的取り扱いは禁止されています。そこで、大事になるのが「合理的配慮」です。人には「アンカー効果」というものがあって、どうしたらよいか迷うようなとき、初期値(アンカー)がその判断に影響するそうです。

堀江先生  知的障害疑似体験をした人は、困っている障害のある人を見たとき、この「アンカー効果」で、うまい対応、つまりセンスのある「合理的配慮」ができるのではないか、とのことでした。
私達、川崎市育成会手をむすぶ親の会も、知的障害疑似体験のキャラバン隊を発足します。座間キャラバン隊の皆さんのように、たくさんの人に体験してもらい、堀江先生のお話にあったセンスある「合理的配慮」のできる人をたくさんつくれたらよいなと思いました。

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